「ぬい撮り」で女性暴力反対 国の運動期間に合わせ初の企画 男女共同参画センター横浜 30日まで

 国が指定する12~25日の「女性に対する暴力をなくす運動」期間に合わせ、若者の間で流行する「ぬい撮り」を通じて運動の普及を図る試みが、横浜市戸塚区の男女共同参画センター横浜で開かれている。お気に入りのぬいぐるみや、推しのアクリルスタンドを持ち寄り、運動のシンボルである紫色のリボンや装飾とともに写真を撮れる専用ブースを設置。気軽にできる意思表示として、来場を呼びかけている。30日まで。
 初めてとなる企画で、同センターを運営する横浜市男女共同参画推進協会の広報、石山和弥さん(26)が発案。ぬいぐるみを主役にして旅行先や自宅で写真を撮る「ぬい撮り」に着想を得たという。
 自身もぬいぐるみ好きの石山さんは、「ぬいぐるみとの触れ合いは、自身の内面のケアにつながっていることも多い」と分析する。
その上で「普段『暴力を許さない』と思っていても、表には出せない人が多い。専用ブースで自撮りをするのはハードルが高くても、代わりにぬいぐるみを写して記録として残すことが、暴力反対を示せたという自己効力感につながれば」と願う。
 ぬいぐるみなどを持参しなくても、常設のグッズを使って撮影も可能。「#ぬい撮りスポット横浜」「#暴力のない社会へ」などハッシュタグを添えて交流サイト(SNS)への投稿も呼びかけている。会場では、巨大な紫色リボンをつくる参加型アートにも挑戦できる。

 同センターの相談員が対応する「心とからだと生き方の電話相談」には、2023年度、性別を問わず2950件の相談が寄せられた。られ、そのうち325件が家族や交際相手からのDVに関するものだった。
 電話相談=電045(871)8080=は火、水、金、土曜日の午前9時半~午後4時と、祝日を除く金曜日の午後6~8時(年末年始以外)に受け付けている。
必要に応じて面談や、弁護士や精神科医にもつないでいる。(西川侑里)

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