2025/08/28 朝日新聞朝刊くらし面「働く女性へ、がんに備えるために」

神奈川県厚木市に拠点を置く一般社団法人「がんと働く応援団」が作成した冊子『働く女性のためのがん防災マニュアル』を紹介する内容です朝日新聞+1

「がん防災」という言葉は、がんを“災害”になぞらえ、事前の備えがあれば被害を減らせるという発想から採用されました朝日新聞。冊子は主に31ページ構成で、3冊まで冊子代が無料(送料別)で送付でき、公式サイトからのダウンロードも可能です。

  • 「普段の備え編」:子宮頸がんや乳がんなどの予防・検診の基礎知識、経済面の情報
  • 「いざという時編」:診断後の相談先、情報収集の注意点、働く際の対処法、妊娠・出産への影響、外見(アピアランス)ケア、子どもの預け先など実生活に密着したアドバイス

また、乳がんや悪性リンパ腫の経験者の体験談(脱毛・子育て対応など)が盛り込まれており、腫瘍内科医・押川勝太郎先生らの監修も受けて、信頼性のある短い助言や、各ページに信頼できるWEBサイトのQRコードや電話窓口情報なども掲載されています。

冊子の制作には、卵巣がんを経験した30代の吉田ゆりさん(43)と、40代で乳がんと診断された野北まどかさん(53)が中心となっています。特に、「20~40代の女性のがん罹患率が男性より多い」現実に着目し、より女性向けの情報が求められているとしています。

野北さんは、「突然の診断時に正しい情報や相談先が見つからず戸惑う人が多い。母親や親戚など上の世代から紹介する形でもよいので、このマニュアルを広めてほしい」と呼びかけています。

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