【横須賀】 マリノス選手が訪問 市立総合医療センター 入院の子供たちと交流 2025年10月25日(土)神奈川新聞地域面かながわワイド

 サッカーJ1の横浜F・マリノスのDF松田怜乃選手が23日、横須賀市立総合医療センター(同市神明町)の小児科を訪れ、入院中の子供約10人と交流した。「頑張って、と簡単に言えないけれど友達と遊べるときが来るから頑張ろうね」とエールを送った。
同センターは、市立うわまち病院(同市上町)の老朽化に伴い、3月に開院した。現在、小児科にはぜんそくや骨折などさまざまな疾患の治療のため子供約20人が入院している。
病院のある久里浜地区にはマリノスの練習施設「F・マリノススポーツパーク」があることから、社会貢献事業として市内の病院や養護施設などに選手が訪問し、子供たちと交流している。病院への訪問はコロナ禍以降で初めてだった。
 松田選手は横浜市出身で、ユースチームから今季トップチームに昇格。子供たちと会話を楽しんだ後、記念のユニホームをプレゼントし、ボール遊びもした。
 2月には右ももを負傷し手術のため約3週間入院した経験がある。「状況は違うけれど、つらい時期を乗り越えれば、その先に楽しいことも待っていると伝えたい」と思いを語った。
小児医療センターの宮本明幸センター長は「訪問は非常にうれしい。療養中の子供たちも元気をもらったと思う」と話していた。
(矢部真太)

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