横須賀 魚市場の活気 競り体験 家族連れら 祭り「よこすかさかなさかな祭り」盛況 2025年10月6日(月)神奈川新聞地域面
東京湾と相模湾に面した横須賀の新鮮な海の幸や魚市場の活気を楽しめる「よこすかさかな祭り」が5日、横須賀市平成町の横須賀魚市場で開かれた。年に1度の同市場一般開放イベントで、市内外から約1万7500人が訪れ、本マグロの解体ショーや競り体験を楽しんだ。
市場の雰囲気を体験できる競り体験には開始前から多くの人が集まった。ブリ丸ごと1本や解体したマグ口、さまざまな種類の魚介類の詰め合わせなどが紹介され、「3千円」「5千円」など手作りの札を掲げたり、大きな声を上げたりして競り落としていった。クロカワカジキとカボチャなどの重さの合計(17.0・1キロ)を当てる「めずらしい魚の目方当てクイズ」では、答えに近い上位者に本マグロ約3キロが贈られた。0.1キロ違いでマグロを受け取った川崎市麻生区の小野夏生さん(3)は「お魚が大好きだからうれしい」と笑顔。父の勝彦さん(49)は「刺し身や焼き魚にして家族でおいしくいただきたい」と話していた。
まつりは今年で24回目。同市場の担当者は「海の恵みや魚に興味を持ってもらい「今後も日本の魚食文化を大切にしていきたい」と話した。(最上 翔)
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