家計簿アプリで「情報」共有 2人のお金「見える化」 2025/09/18(木)くらし面家計
スマートフォンで簡単に使える家計簿アプリも、忙しい共働き夫婦の助けになる。互いに情報を共有できる機能も登場している。
「くふうカンパニー」(東京)が提供する「Zaim(ザイム)」では、レシートを撮影して読み取れるほか、銀行やクレジットカード会社と連携して、収支を自動で記録できる。
昨年、夫婦向けに「ペア家計簿」機能を加えた。一緒に管理したい銀行口座やカードの情報だけを登録。月ごとの収入が2人の合計額で示され、日ごとの明細も分かる。担当者は「2人のお金を『見える化』することで、話し合うきっかけにしてほしい」と話す。
マネーフォワード(同)も今月、「マネーフォワードME」で新機能「シェアボード」の提供を開始。夫婦で共有したい銀行口座などのサービスを選んでおけば、アプリ上で夫婦と個人の家計管理を両立できる。投資状況なども確認でき、住宅購入への資金計画なども立てられる。担当者は「お金の管理に時間をかけず、2人で同じ家計簿をチェックできる」と薦める。
