2025/07/31 朝日新聞の朝刊記事「津波、22都道府県に 最大1.3メートル観測 太平洋側に警報、交通混乱 カムチャツカ沖M8.7(1面)」

地震の発生
2025年7月30日午前8時25分ごろ、ロシア・カムチャツカ半島沖を震源とするM8.7の巨大地震が発生。気象庁は当初M8.0と推定したが、後に8.7に修正し、津波警報・注意報を全国太平洋側に発令した 朝日新聞

警報と津波到達
北海道から和歌山県まで13都道府県に津波警報、四国・九州・沖縄を含む地域に津波注意報を発表。22都道府県で最大1.3メートルの津波を観測した 。

避難と混乱
全国で約200万人以上が避難指示を受け(総務省消防庁調べ)、特に高速道路・鉄道・空港が一時運休。仙台空港の滑走路閉鎖や各地の列車運休により、交通が大きく混乱した 。

避難行動の急増と道路渋滞
津波注意報から警報への切り替え後、海沿い都市部(例:神奈川県藤沢・鎌倉)では沿岸部から内陸への大規模な移動が起こり、渋滞で移動速度が時速10km未満になる状態もあった 。

事故による被害
三重県熊野市では避難の途中で軽乗用車が崖下に転落し、58歳女性が頭部強打により死亡。熊野署では「津波警報を受けて高台へ向かう最中」としている 。また北海道や宮崎県では数名の負傷が報告された 。

津波注意報解除までの経緯
警報は7月30日夜までに解除され、注意報は最終的に7月31日午後4時30分までに解除された。海面変動は最大で32時間程度継続した見込みで、気象庁は「1日程度は引き続き海に近づかないように」と呼びかけている 。

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